静岡市周辺 大山(986m)、突先山(1021.7m) 2015年1月25日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:18 ゲート−−6:20 尾根取付−−7:10 林道−−7:29 大山/突先山分岐−−7:32 北側電波塔−−7:35 南側電波塔(大山山頂標識)−−7:38 北側電波塔−−7:47 大山 7:49−−7:51 林道−−8:11 突先山登山口−−8:17 突先山−−8:22 林道−−8:31 南側990m北東の廃林道入口−(行き止まりで戻る)−8:39 元の林道に戻る−−8:48 890m峰で展望楽しむ 8:51−−9:10 斜面ショートカット(標高850m)−−9:26 林道−−9:27 ゲート

場所静岡県静岡市
年月日2015年1月25日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場ゲートやや手前のお茶畑付近に駐車スペースあり
登山道の有無あり
籔の有無本当の大山付近は猛烈な笹藪
危険個所の有無無し
山頂の展望大山:南方向に僅かに開ける 突先山:富士山のみ見える 林道の途中で西、北、東の展望あり
GPSトラックログ
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コメント両山の山頂付近まで通じる林道から往復。標高460mでゲートがありその先は歩きだが、往復ともショートカットのため尾根を直登し標高850m以上の林道のみ歩いた。大山山頂標識は970m峰の電波塔前に立っているが地形図の山頂とは場所が異なる。地形図上の大山山頂はその北側の電波塔のさらに北側の激笹藪の中。非常に茎が硬い笹で茎が絡まると前に進めない強固な籔漕ぎだった。山頂は南北に長い尾根状の北端で笹藪の中。北側は切れ落ちて展望がいい。突先山は林道から山頂まで登山道あり




一色集落入口。ここで右に曲がる 曲がり角の案内板
ゲート手前の茶畑から西を見る 坂本姫伝説の石碑
解説 ゲート
ゲート付近の大山案内標識 ここから林道を離れ尾根に取り付く
尾根上には凹んだ廃道あり 標高703mで林道に交差。再び尾根直登
送電鉄塔 地形図に無い林道が何度も交差
カモシカに遭遇 標高780mでまた林道
笹が目立つようになる 南斜面になると笹が消えたので再び直登
標高840mの緩斜面で植林状態が変わる 間伐されずジャングル状態
標高850mで林道に。この後は林道を歩く 林道周囲は深い笹藪
どこにあるのか不明 突先山/大山分岐
北に直進が突先山方面 右にカーブが大山方面
地形図の大山山頂近くの電波塔 電波塔前で行き止まり。標識、道無し
林道を南下すると終点に電波塔(970m肩) 電波塔前に大山山頂標識。でも地形図の山頂と位置が異なる
最初の電波塔に戻りここから尾根に取り付く フェンス横は籔が刈られて歩きやすい
フェンスが終わると笹の激籔。かなり強烈 地形図の大山山頂。笹藪の真っただ中
地形図の大山山頂北西側は展望が開け南ア南部が見える
大山山頂北西から見た南ア南部と奥安倍(クリックで拡大)
大山山頂北西から見た南ア南部3000m峰
大山北側斜面には廃林道 激笹籔を何とか突っ切って林道へ
960m鞍部の大型檻 突先山登山口
尾根上に明瞭な道が続く 突先山山頂
突先山は富士山方向のみ展望あり 大山北側の990m峰の電波塔
990m峰付近から見た北〜東の展望
990m峰付近から見た南ア南部と奥安倍(クリックで拡大)
ゲートに到着


・西側の一色集落から山頂まで上がっている林道を利用した。ただし、途中の路面状態がかなり悪く走行注意。山頂に至る林道は集落の中心部は通らずに右側を巻くように付いている。分岐には案内標識あり。直進する道は集落終点で行き止まり。

・林道は標高460m付近で施錠されたゲートがありマイカー不可。その手前の茶畑付近に駐車可能。ゲートには大山の案内標識あり。

・通常はゲートから延々と林道を歩くようだが、ジグザグで非効率なので今回は尾根を直登した。ゲート近くの尾根末端付近に踏跡あり。

・尾根上に出ると凹んだ廃道あり。廃道付近のみ藪が生えている個所があるが、周囲は藪の無い植林帯が広がっているので適当に迂回可能。尾根の幅は広いのでルートは自由。

・途中でカモシカに遭遇。鼻息の荒さは知っていたが、ヒューヒューという感じの鳥の鳴き声にも似た音がカモシカの出す音とは知らなかった。たぶん威嚇のためだと思う。

・標高703mで林道カーブと交差。まだ林道のジグザグが続くので尾根直登を継続。

・これより上部では尾根を何度も横切るように地形図に記載されていない林道が登場する。たぶん尾根をジグザグに上がっているのだと思う。林道は無視して尾根直登を続ける。周囲は変わらず植林帯。

・標高780mの林道カーブに出ると笹が目立つようになるが、カーブを回り込んで西側から南側に出ると笹が無い斜面になったので再び直登開始。幸い、笹が続くことはなかった。

・標高840mで傾斜が緩むと間伐されずジャングルのように密生した檜植林帯に突入。まだ朝早い時刻なので内部は真っ暗に近かった。あまりの密度の高さに周囲の地形が見ないほど。

・高い方に適当進むと標高850mで林道に出た。周囲はいよいよ深い笹藪なので、以降はショートカットせず林道を歩いた。

・途中で林道が右に分岐し「杢左衛門の大赤樫」の標識があったがここからどれくらいの距離があるのか表記がなかったので行かなかった。

・次の林道分岐で北方向に直進が突先山、右方向にカーブするのが大山と書かれた標識あり。まず大山に向かう。

・すぐに左側に電波塔が現れるが、山頂標識等は何もなし。地形図ではこの奥が大山山頂のはず。周囲は深い笹藪。

・林道に戻ってなおも進むと南端の970m肩にある電波塔の門の前に大山山頂標識があった。しかし地形図の山頂位置とは明らかに異なる。

・北側の電波塔に戻り、右手の尾根に取り付く。ここは電波塔のフェンスが通っているので、その脇は笹が刈られて歩きやすかった。

・フェンスが終わると強烈な笹藪が始まる。笹というより竹と呼んだ方がいいような茎の固さで、少しでも横に寝ていたり倒木等が乗って茎が絡んでいると全く前に進めないほど強固だった。ズボンを履いていても脛を擦りむくほどのレベル。場所によっては志賀高原の根曲竹と同等レベル。

・僅かながら獣道あり。竹のトンネル状態だが何もない藪より格段に歩きやすい。

・ほとんど水平だが北に向かって僅かに上りになっていて、北端が最高点だった。相変わらず強烈な笹藪で山頂標識はおろか目印も無かった。

・最高点から北側は切れ落ちた斜面で展望が開け、南ア南部が見通せた。尾根が細くなり獣道がはっきりするが、倒木で倒れた笹のため進むのは至難の技だった。

・すぐ左手に林道があるはずだが深い笹藪で全く見えず。重力の助けで強固な笹藪を押し分けてどうにか林道に出たが距離は数10m程度。刈り払いに必要な労力は大したことはないと思うので、地元で道を作って欲しいところ。

・以降は林道歩き。北隣の990m峰には電波塔あり。ここも展望がいい場所で帰りに立ち寄って写真撮影した。

・次の990m峰は林道を歩いて西側を巻いた。

・山頂手前の960m鞍部には大型の檻(罠)あり。上側は開放のままで木登りが得意な熊だと簡単に脱出できる構造なので、たぶん鹿や猪用だと思われる。ただし今は使われていない模様。

・鞍部近くに突先山の案内標識があり、林道から右手の尾根に道が分岐する。

・尾根上の明瞭な登山道を登りきると突先山山頂。樹林に囲まれ展望は悪いが富士山の方向のみ伐採されている。北方向、西方向にも登山道あり。

・帰りは電波塔のある990m峰で展望を楽しもうと北側鞍部から尾根上に伸びる廃林道に入ったが、この道は山頂を通っておらず東側を巻いて途中で終点。周囲は深い笹藪でここからピークを目指すのは無謀なので素直に林道に戻った。

・下山もジグザグの林道区間は大幅にショートカットした。藪は無いので有効なルートだと思う。

 

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